作者プロフィール

水野哲彦(みずのてつひこ)
1958年名古屋生まれ
学歴:田舎の某大学をヨコに卒業
本業:システム技術者
得意分野:通信系、音声・画像処理系
代表作品:モバイルエディタ・日本全国電話帳など
趣味:もちろん麻雀、他に釣りも好き

作者いんたびゅう

聞き手〕やっと完成しましたネ。

作者〕ホント、やっとですねェ。なかなかブー麻雀開発の時間がつくれなかったこともあるけど、10ヶ月もかかっちゃった。


一番時間がかかった部分は、どこなんでしょう?

やっぱ、*デバッグでしょう(笑)
     *デバッグ・・・動作をチェックして不都合を修正する作業

へ? デバッグ・・・、ですかぁ?

そう、デバッグ。ネット対戦できるようになってから、もう、友人とインターネットで対局してばっかり。

それって・・・もしかして、遊んでたんじゃあ・・・。

いーえ(キッパリ)。神聖なるデバッグ(爆)

はぁ・・・、神聖ねェ・・・。じゃあ、二番目は?

お絵かき。

はぁ?デバッグの次は、お絵かき、ですかぁ、なんかこう・・・。

いや、これはそんなことないっスよ。サイズを色々変える予定だったんで、ドロー系のイラストレータで、コツコツと三ヶ月も。もう、プログラマなんだか、デザイナーなんだか、わかんない状態で。

え?牌の図柄って、スキャナかなんかで取り込んで、テキトーに加工したんじゃないんですか?

違いますよ。ひとつずつ全部マウスで描いたんですよ。

そりゃまあ、たいへんそうですねー。じゃ、三番目は?

そうねぇ、やっぱり思考エンジンの改良かな。

やっと、まともなお話でホッとしてます(笑)

僕はいつだってまともですよ。マウスだってまだ9個しか壊してないし、たまにパソコンいじって煙がでてくる程度で・・・。だいいち、デバッグだって熱心にやろうと思って、お金を、その、まあ、そうしたら時間が、あっという間に・・・。

えー!お金賭けてインターネット対局してたんですかぁ?

ち、ち、違います。絶対ちがう。あの、図書券をですね・・・。ま、ともかく思考エンジンたいへんでした。

うたがわしいなぁ(笑)。で、思考エンジンではどんな部分がたいへんだったんですか?

それはね、思いきり考え抜いて完成したと思って対戦してみたら、これがまあ、なんともお上品な打ち手で。

お上品って、どんな?

よくいるでしょ?フリー雀荘に・・・。そつがなくてウマいんだけど、全然、存在感のないヤツ。あーこれなら無視してても勝てるわってヤツ。そんな打ち手なのよ。

へー。そんなもんなんでしょうか。

うん、これにはまいったネ・・・。例の、強い打ち手と対戦したときに独特な、ごつっ、とした感触が、まるっきりない。

あー、なんとなくわかるような気がいたします。

確かに打ち筋はそれほど間違ってないし、攻める時と守る時のメリハリや状況判断も正しいんだけど、それでも上品なんだなあ、これが。ナメれる打ち手っていうか、まあ、フリー雀荘ではカモですな、間違いなく。

なるほど、なるほど。でも、それってどうやって解決するのか・・・。

そうなのよ。これを解決するのに、もう、いっぱい悩んだ。

で、解決できたんですか?

うん、多少はネ。ちっとは、ごつ、としたトコが出てきたし、当初は友人と、一位、二位をどう占めるか、という争いだったけど、最近じゃ、なかなかワンツーフィニッシュできなくなって、それで、まあ、もうリリースしてもいいかなって思ったようなわけで・・・。

ほぅ!オニのようなデバッグタイムも無駄ではなかった?

そう!それが言いたかった(爆)

では、今後の予定とか、激辛「リーチ麻雀」の方の話なんかも、少しお聞かせください。

まあ、思考エンジンについては納得してないけど、キリがないし、この辺でブー麻雀はちょっと置いて、普通の方の、リーチ麻雀やりたいっていう人も多いでしょうから、そっちを仕上げちゃおうかと・・・。

それは楽しみですね。

いや、それがそうでもないんですよ。

どうしてですか?

あのね、実は、リーチ麻雀の方もすでにほとんど出来てて、もちろんインターネットで対局もできるんだけど、最初の頃こそ、リーチ麻雀ばっかりやってたんだけど、ブー麻雀やるようになってから、もう、今ではリーチ麻雀は全然。

ほー。それはまた、どうしてなんですか?

だって、(リーチ麻雀の方が)全然つまんないもん。緊張感が違いすぎる。

あぁ、それは先日やってみて少し感じましたね。

えー?ホントかなあ(笑)。ブー麻雀って、かなり麻雀をやり込んだ人しか、本当の面白さってわかんないハズ・・・。

ええ、どうせ私は、ヘボでございますよ(笑)

いや、失敬失敬(笑)。でもまあ、リーチ麻雀の方が人口がはるかに多いだろうから、ウケ狙うには、こっちの方がいいんだろうけど・・・。ただ、パソコン相手ならそんなに変わんないけど、二人でも、もちろん四人でも、人とやるネット対局を経験すると、もうダメ。ハマる。

そうかなァ。私はリーチ麻雀も好きですけど・・・。

そうだろうねぇ(笑)

あー!なんかひどい。馬鹿にしてる(笑)

いや、そんなことは(笑)。確かに、リーチ麻雀にも、独特の楽しみがあるしね。

うーん、なんか納得できない(笑)

ともかく、僕の個人的な趣味はさておき、とりあえず、激辛「リーチ麻雀」はりリース予定、ということで・・・。

そうですね。それでは最後に何かひとこと。

うーん、まあ、元々、インターネットを使って仲間内で麻雀をストレスなくやりたい、というのがホンネだったので、どこか納得がいかなかった市販ソフトに比べて、十分納得してるし、予想よりもはるかにブー麻雀の面白さを実感できて、とても満足してます。この楽しさを、より多くの人に味わってもらえれば、作者冥利に尽きますね。

わかりました。今日はどうもありがとうございました。

聞き手:内田ユキコ(ミューテック)


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